レメディーとは、バイタルフォース(生命エネルギーの流れ)に働きかけ、自然治癒力のスイッチを入れるものです。しかし、レメディーの役目はあくまでも自然治癒力にスイッチを入れることで、最終的に病気を追い出すのは自分自身に備わった自己治癒力です。

ハーネマンの膨大なプルービング(健康な人にレメディーを投与して現れた症状を記録すること)のデータを元に、植物、動物、鉱物、病原体などをすり潰し、希釈振盪することにより銀河系に涙の1滴が溶けた状態のレメディーは、安全で副作用もなく、赤ちゃんや妊婦さん、虚弱な方でも安心して使用できます。

 

「玉ねぎのレメディー(All-c.)」を例にしてみましょう。

玉ねぎを切ったとき鼻水が出たり目が痛くなったり痒くなったり涙が出たりしますが、この症状は花粉症の症状に似ています。「この症状を出すものは、その症状を取っていく」という同種の原理より花粉症には玉ねぎのレメディーが合います。

では、玉ねぎのレメディーはどのようして作るのでしょうか。

   玉ねぎ(原物質)を細かく刻みます。

   85%のアルコールの中に①を1ヶ月~2ヶ月ほど漬け込みます。その間に、試験管の中では玉ねぎの硫化アリルがアルコールの中に染み出てきます。

   2ヶ月後、その試験管から1滴をピペット(スポイト)で取り、水とアルコ―ルが99滴入っている試験管に入れ、41回希釈振盪します。

   41回希釈振盪した後の玉ねぎの物質は100分の1になり、ここからまた1滴を取ってその試験管から1滴をピペット(スポイト)で取り、水とアルコ―ルが99滴入っている試験管に入れます。これを30回繰り返します。

   30回希釈振盪(=30C)は、1060乗となり1分子の物質も入っていない状態となります。

   最終的に⑤のアルコールを砂糖玉に垂らし玉ねぎのレメディーが出来上がります。

 

このレメディーは、玉ねぎそのものは入っておらず、玉ねぎの情報パターンだけが入っており、あたかも玉ねぎが入ったような症状を起こします。情報パターンだけですので物質が無いため副作用もありません。